Appleは、第4四半期にシェア1位を達成しましたが、Samsungの猛追で年間ではわずかに0.1%差で2位に甘んじています。
IDCが2011年の世界スマートフォン市場の出荷台数レポートを発表しています。
2011年通期の前に、まず第4四半期を振り返ってみましょう。
それによれば、昨年2011年第4四半期のスマートフォン出荷台数は1億5780万台で、前年同期比54.7%と驚異的な伸びを示しました。
|
Vendor |
Q4 2011 Shipment Volumes |
Q4 2011 Market Share |
Q4 2010 Shipment Volumes |
Q4 2010 Market Share |
Year Over Year Change |
| Apple |
37.0 |
23.5% |
16.2 |
15.9% |
128.4% |
| Samsung |
36.0 |
22.8% |
9.6 |
9.4% |
275.0% |
| Nokia |
19.6 |
12.4% |
28.1 |
27.6% |
-30.6% |
| Research In Motion |
13.0 |
8.2% |
14.6 |
14.3% |
-11.0% |
| HTC |
10.2 |
6.5% |
8.7 |
8.5% |
17.2% |
| Others |
42.0 |
26.6% |
24.8 |
24.3% |
69.4% |
| Total |
157.8 |
100.0% |
102.0 |
100.0% |
54.7% |
この期間に出荷された携帯電話の3台のうち1台はスマートフォンが占めたとしており、急激にスマートフォンが拡大していることがわかります。
AppleのiPhone 4Sはその波に乗り、同四半期において過去最大の3700万台を出荷したことはすでにお伝えしていますが、2位のSamsungは3600万台、3位のNokiaは1960万台と続いています。対前年同期比で出荷台数を伸ばしたのは、Apple、Samsung、HTC、及びOthersとなっており、Nokia、RIMが対前年同期比で二桁も落とす結果となっています。
ちょっとシェアが激しく入れ替わっていますのでグラフにしてみましょう。例によってグラフ上側が2011年の第4四半期で、下が一昨年2010年第4四半期となります。
AppleとSamsungがシェアを拡大しているのに対して、緑色のNokiaが激しくシェアダウンしていることがわかります。またRIMやHTCもわずかに落とし、上位6位以下のOthersわずかにシェアアップしています。
次に、2011年通期で見てみましょう。
|
Vendor |
FY 2011 Shipment Volumes |
FY 2011 Market Share |
FY 2010 Shipment Volumes |
FY 2010 Market Share |
Year Over Year Change |
| Samsung |
94.0 |
19.1% |
22.9 |
7.5% |
310.5% |
| Apple |
93.2 |
19.0% |
47.5 |
15.6% |
96.2% |
| Nokia |
77.3 |
15.7% |
100.1 |
32.9% |
-22.8% |
| Research In Motion |
51.1 |
10.4% |
48.8 |
16.0% |
4.7% |
| HTC |
43.5 |
8.9% |
21.7 |
7.1% |
100.5% |
| Others |
132.3 |
26.9% |
63.7 |
20.9% |
107.7% |
| Total |
491.4 |
100.0% |
304.7 |
100.0% |
61.3% |
こちらでも世界市場全体では、4億9140万台と対前年比で61.3%と第4四半期の伸びよりも急激であったことがわかります。なお2010年は対前年比では75.7%とさらに急激な伸び率でしたから、これでも若干伸びが緩やかになったとも言えます。
その中で上位2社が激しく争っており、年間首位はSamsungがわずかに80万台差で抑えています。Appleは第4四半期に追い上げたのですがわずかに及ばなかったということになります。
こちらもグラフで確認してみましょう。
首位のSamsungは、2010年には7.5%だったのが倍以上の伸びを示し、1位に躍進しています。ただAppleも落ち込んだわけではなく、2010年の4750万台から9320万台へと前年比96.2%の伸びを見せていますので充分すぎるほどのリザルトでしょう。
それ以上に驚くのがNokiaの凋落ぶりで、2010年の32.9%から15.7%、台数ベースでは1億台から7700万台と相当数落ち込んでいることがわかります。
RIMは出荷台数ベースではほぼ横ばいながら、シェアとしては16%から10%へとダウン、HTCは倍増しながらもシェアでは1.8ポイントの上昇にとどまる結果となっています。
こちらの年間出荷台数でも、Othersが6370万台(20.9%)から1億3230万台(26.9%)へと大きく伸びている所が気になります。今後さらに新興勢力が伸びる可能性がありそうです。



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