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国内携帯電話機メーカーの現状

ケータイWATCHが、とてもわかりやすい決算発表の総括記事を掲載しています。

自分の理解用にもまとめておきます。

携帯電話メーカーが相次ぐ修正を発表した第3四半期決算 - ケータイ Watch

現在、日本の携帯電話機メーカーは下記5社に整理・統合されています。※Apple・Samsungについては省きます。

  • シャープ
  • NEC(NECカシオモバイルコミュニケーションズ)
  • 富士通
  • ソニー(ソニー・エリクソン)
  • パナソニック

以下、2011年度で記述されており、2011年4月~12月が実績数値、2012年1月~3月までを含む年度合計が予想数値となります。

シャープ

まずは国内シェアトップのシャープですが、

2011年第3四半期までの累計が592万台(前年同期比19.9%減)

2011年度通期予測でも、900万台の計画を800万台に下方修正し、売上高も同様に3400億円から3200億円に下方修正し、この予想数値で行けば、台数ベースで前年比18.9%減、売上ベースで22.6%減の見通しとなっています。

NECカシオモバイルコミュニケーションズ

つい先ごろ人員削減計画を発表したNECは、

2011年第3四半期までの実績累計が330万台

2011年度通期予測は、期初には740万台、その後10月に650万台、今回さらに500万台へ段階的に下方修正。

なお、2008年度の時点で統合元となるNEC、カシオ、日立の三社合計で890万台であったのが2010年には440万台の出荷実績であったため、約半減ということになるといいます。なお人員削減計画の対象部門は明らかになっていませんが、この半減を受けて携帯電話機事業も含まれるという味方があるようです。

富士通

東芝との事業統合を行った富士通ですが、

2011年第3四半期実績は記述なし

2011年度通期予測は、期初700万台の計画を770万台に上方修正しています。2010年度実績が670万台であったため、それを15%上回る予測となっています。

ソニー

2012年2月にソニー・エリクソンを100%連結子会社化を予定しているソニーですが、

2011年10月~12月(第3四半期)の販売台数は900万台

その他、2011年第3四半期実績や通期の台数予測が記述されておらず、売上予測のみとなっています。

営業損益は11月時点の想定を約50億円下回る見込み」で、「通期でも減収減益」の見込みだということです。

パナソニック

こちらも細かな情報が非開示となっています。

2011年度通期の携帯電話販売目標は500万台で前年並みとなっているほか、長期的に海外へ打って出る計画が示されており、2015年度には海外で900万台、国内600万台で合計1500万台の出荷を目指すとしているようです。

まとめ

やはり、日本製多機能電話からスマートフォンへの潮流を読みそこねたショックが大きく現れているようです。

Appleが、当初アメリカ国内だけでかつ3G対応できていなかったオリジナルiPhoneでは初年度540万台にとどまっていたものの、その後3G対応などを果たし世界展開を行ったiPhone 3Gでは1500万台、さらに3GSとグロスされだした2009年末までにはさらに2100万台と鰻登りに台数を増やしていった背景と真逆の流れになってしまっています。

スペック偏重のモノ作りに陥ることで、ユーザーの感覚から離れてしまった結果ということもできるでしょう。各社とも、今年度対応を誤れば、事業廃止もあり得る数値になってきていますので、今後いかなる方針で立ち直らせるのか、注意が必要です。


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