
本日(日本時間4月9日AM2:00~)深夜に行われたiPhone OS 4.0スニークプレビューイベントのまとめです。
先のライブ情報まとめにも書きましたが、今日のイベントはあくまで新OSのお披露目とデベロッパーへの配布開始がメインであり、新機種などの情報は一切ありません。
新OSであるiPhone OS 4.0は、iPhone 3GSおよびiPod touch 3Gen(Late 2009)においては全機能が使えます。
またiPhone 3GおよびiPod touch 2Genは、マルチタスクが使えないなど一部機能に制限はつくもののサポートするということです。それ以前の機種(iPhone 2G/Edge、iPod touch初代)は触れていないことからサポート対象外ということだと思われます。
配布時期は、デベロッパー向けは本日から開始。またiPhone/iPod touch向けは今年の夏から、さらにiPad向けは今年の秋からの開始になるということです。
※iPhoneは無償アップデート、iPod touchは有償アップデートです。
イベントはいつものようにApple社の業績関係の発表から始まり、その後すぐに新OSについての発表が続きました。
業績など
- iPad:45万台(today)
- ibooks:60万冊(today)
- iPad Apps:350万本(today)
- iPhone:5,000万台
- iPhone+iPod touch:8,500万台
- AppStoreアプリ:18万5000本、iPadアプリは3500本
- AppStore:40億本ダウンロード達成
→ついにiPhone/iPod touchプラットフォームが8500万台に到達したということです。なお、スマートフォンとしてiPhone単体3世代合計で5000万台突破です。
※以下、リンクはAppleのiPhone OS 4.0のページ。
機能
- 【マルチタスキング対応】:事前予想通りですね。ホームボタンのダブルクリックで起動し、ホーム下のエリアで切り替えするアプリを選択します。単にアプリを切り替えるだけではなく、バックグラウンド動作しますので裏で動作しているSkypeでの受信やGPS受信が可能になります。
- バックグラウンドオーディオ
- VoIP(Skype)
- バックグラウンドロケーション
- Push Notifications
- Local Notifications
- Task Finishing
- Fast app swithing
- 【ホーム画面壁紙】:ホーム画面の背景(いまは真っ黒なところ)のカスタマイズが可能になります。ロック画面とホーム画面それぞれ別に、また共通に設定可能。
- 【アプリフォルダ】:アプリをグルーピングして格納。現行180アプリから2,160アプリを管理可能に。インテリジェンスに名前がつくということで、フォルダの任意名付けは不可能な模様
- 【メール】:UnifiedMailbox(複数アカウントを管理できる)、スレッド表示、Exchange対応も強化など。
- 【iBooks for iPhone】:日本は不明。
- 【エンタープライズ機能】:セキュアに、メールに暗証番号、ワイヤレスアプリ配信、SSL/VPN
- 【ゲームセンター】:マッチメイクなどソーシャルゲームネットワーク的なもの?(ソーシャルじゃないとか言っていた。。謎。) 今年後半。
- 【iAd】:モバイル広告。無料アプリのサポートとして、60%の利益をデベロッパー還元。すべてHTML5で実装しているとのこと。
- 【その他機能】:100個の新機能
- 5倍デジタルズーム
- Bluetoothキーボード対応
- プレイリスト作成、ネスト
- アプリギフト
- スペルチェック
- タップでのビデオズーム
- Places in Photos
- Wake on Wi-Fi
- File & delete Mail search results
- バースデーカレンダー
- CardDAV
- iPod out
- Web検索サジェスション
- SMS/MMSメッセージの検索
- 【新API】:1500のデベロッパー向け新API
- In-app SMS
- フォトライブラリアクセス
- カレンダーアクセス
- オートマチックテスティング(DevTool)
- パフォーマンス測定(DevTool)
- アクセラレート?
- フルマップオーバーレイ
- 写真とビデオデータへのフルアクセス
- Quick Look
100の新機能、1000?の新API搭載ということで、3.0発表時とおなじような紹介の仕方ですね。イベントでは、その中で7つのメジャーな機能を紹介した形となっています。
マルチタスキングサポートは噂通りですが、非常に大きな機能だと思います。SkypeなどPNSだけでは本領発揮しないアプリも多数あり、そういったカテゴリーのアプリも今後発展してくると思われます。その時にこのマルチタスク開放の意味が実感できるでしょう。
アプリのグルーピング分けフォルダと、背景のカスタマイズは一般ユーザーがすぐに実感出来る機能です。
iAdはかなり大きな転換ですが、無料アプリの下支えが不可欠だというメッセージでもあるでしょう。広告収益の60%がアプリ開発者に還元されるということで、これにより、アプリ開発者は、有料アプリ(本体有料、本体無料でゲーム内課金)、無料アプリ(iAdによる広告収入、iAdなし完全無料)という豊富な種類選択が可能となります。
これら以外にもAPIでも多数の追加がなされますので、新OSがリリースされる夏頃には、かなりのアプリが新機能を搭載してリリースされるのではないでしょうか。
その他
- 解像度アップとかいうネタが広まってましたが、変化ありません。そもそも新機種の発表会ではなく新OSの発表会です。
- Flash/Javaへのポジションは変化しないのか? Jobs>No. ということです。iAdもHTML5で構築するなど徹底しています。



待ってました!!