ネイバージャパンが、検索サービス「NAVER」のiPhone版「NAVER for iPhone」の提供を開始しています。
これが単純なiPhone対応にとどまらず、iPhone対応サイトの見本としてもいいくらい使いやすいサイトに仕上がっていますので、詳しく紹介しましょう。

NAVER for iPhoneを使うには、iPhone/iPod touchから下記のURLにアクセスします。
アクセスしてみて、他の検索ポータルとの違いにすぐ気づかれると思います。
例えばGoogleやYahoo!JapanをSafariからアクセスした時には次のようになっています。


Googleが例によってシンプルな画面、Yahoo!はポータルらしく各種サービスへのアクセスルートを示しており画面下部にはニュースティッカーも備えています。
これらに対して、NAVERではトップページで”今日の話題”を示すことで検索などの目的を持たずに来訪したユーザーへも何をしようという迷いを抱かせません。”今日の話題”は、画像付きで端的に整理されているため、検索目的を持って入ったユーザーでも気になってつい見てしまうこともあるでしょう。

また一度選択した”話題”=キーワードは、そのまま「画像」、「ウェブ」、「まとめ」、「その他」(テーマ・動画・ブログ・クチコミ)へとタブを切り替えた時にもそのキーワードで検索された状態を維持します。
こうすることで、今日の話題についてのWeb情報、画像情報、まとめ情報などへスムーズに遷移させるとともに、利用者に関連するキーワードでの検索をも促します。
もちろん、キーワードを指定する場合も考えられています。

このように、入力フィールドにおいて画面の半分をキーボードが占めてしまうiPhoneの欠点を十分に考慮し、入力フィールド以外を暗くすることで入力に集中させ同時に圧迫感を与えません。当然ながら1文字入力するごとにリアルタイムに候補ワードを表示することでユーザーの検索ワード入力のしやすさを追求しています。
次に検索結果を見てみましょう。

結果は、「画像検索」、「最新ウェブ(ニュース)」、「ウェブ検索」、「まとめ」、「動画」、「ブログ」、「クチコミ」、「関連検索語」と縦に構成されたリストが表示され、各項目ごとにトップ2候補も同時に表示しアクセスを容易にしています。
リストの最後に関連検索語を表示するという抜け目のなさも見逃せませんね。
もちろん、気になった項目があればその項目(例えば動画)をタップすることで動画の一覧に画面が切り替わります。このとき、最初の”今日の話題”で見たように、検索ワードは維持され続けますので、一度入力した検索ワードをキーとしてウェブ検索からまとめ、動画など横軸に素早くアクセスすることができます。
また、動画なら動画リスト、ウェブやまとめなら画像入リスト、クチコミなら画像なしで一覧を表示するなどそれぞれの項目に最適化された内容でリストを表示する細やかさもあります。
GoogleやYahoo!などの国内検索大手に比べ、iPhone対応が遅れたことは否めませんが、この完全な対応具合を考えるとその遅れを一気に取り戻したと言っても過言ではないかと思います。
※当然ですが、Google/Yahoo!の二社はネイティブアプリも出しており、Safari上の画面だけで比較することは一部のみを取り上げることになり多少この二社にとっては不利になりますが、Safari利用頻度が高くなる傾向のiPhoneではやはりそこでの利便性を重視せざるを得ません。
iPhoneではやはり画面解像度の制約などを受けるため、単純なページランク順の一覧だけでは今ひとつ使いづらい面があるため、上で見てきたような心配りが必要になってきます。またiPhoenではフリック操作などで頻出する「縦と横の移動」を巧みに組み合わせている点も注目すべきでしょう。
iPhoneサイト構築を考えている方、または現在すでに運用中の方についても、このNAVER for iPhoneを細かく分析することをおすすめしたいくらい、現時点では頭ひとつ抜けていると言っても良いくらい優れていると考えます。
ぜひ一度試してみてください。
参考サイト:NAVER for iPhone ‐ NAVER INSIDE
リリース:NAVER、“Touch(触り心地)にこだわった”検索「NAVER for iPhone」公開 | プレスリリース・お知らせ - NAVERプレスセンター



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