docomoからiPhoneが出ない理由

android_docomo

docomoがスマートフォン専用のdocomo独自マーケットを企画しているとのニュースが流れているようです。

※考え方の前提などについては「なぜAppStoreが最適解なのか?」に別途まとめてあります。よろしければそちらも合わせてお読みください。

FujiSankei Business i.によれば、

産業/ドコモ、スマートフォン向けソフト配信 収益確保へ専用サイト新設 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

NTTドコモは来年度にも、米グーグルなどのOS(基本ソフト)を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)向けに、独自のソフト配信サイトを立ち上げる。山田隆持社長が8日、フジサンケイビジネスアイのインタビューで明らかにした。

ドコモなどは従来、自社端末向けには「iモード」を経由しソフト販売を行っていたが、スマートフォン向けのソフトは、iモードから購入することができない。そのため、スマートフォンの普及に伴い、ソフトの販売ルートをグーグルなどに奪われる可能性が指摘されていた。

このため、山田社長は、グーグルやマイクロソフトのOSが搭載されるドコモ向け端末では「ドコモがソフトの流通を管理する専用サイトを立ち上げる」と言明した。サイトは今年度中に試験版を立ち上げたうえで、来年度から商用サービスを始める見込みだ。

とのことです。

要するにdocomo製のスマートフォンは、たとえばAndroid Market以外に「docomo Market」のような市場がもう一つ併設されるということですね。

もちろん収益確保のためですから、デベロッパー登録から決済まですべて(業務委託などを含め)docomoによる仕組みが提供されることになると思われます。

屋上屋を架すという滑稽さばかりでなく、ユーザーの混乱や不利益をなんとも思っていないのでしょう。

さらにスピード感の鈍さは致命的です。試験環境が今年度中、商用サービスは来年度。つまり2010年4月以降ということです。

そのころにはiPhoneはさらに独走を続け、後続(つまりAndroidやPalm)との差を広げていることでしょう。出荷台数は、来年春までに3GS単体で控えめに見積もったとしても600万台を突破し、さらに秋に発売されるであろうiPod touch 3Genをあわせるとプラットフォームとしては軽く5千万台を突破することが想像されます。

※3GSは、6月17日の発売後3日間ですでに100万台を売っており、その後も段階的に販売国を増やし続けます。

docomoの狙い

Android Marketでは、有料アプリの売上のうち、デベロッパーが70%、キャリアが25%、OHAに5%という配分でした。これに対して参加キャリアはインフラコストなどを一切掛ける必要がないと思われます。

docomo2_0

一方、今回の仕組みをdocomo単体で構築するとなれば、インフラ整備以外にも、アプリ管理システム、DRMシステム、決済システムなどを備えたマーケットのシステム構築費用やメンテナンスコストも発生します。

わざわざこのようなコストを掛けてまで立ち上げるということから、Android Marketのキャリア配分である25%では到底満足できないということであり、少なくともデベロッパーの取り分は70%を切るだろうことが想像できます。

※または登録手数料や更新手数料など間接費用で回収するか、または消費者にそのコスト負担がしわ寄せされるということですね。例えば115円で販売できたアプリが200円になるが、デベロッパーに落ちるお金は変わらず差額の85円はすべてdocomoに落ちるというようなことです。

Android Marketは「日本人ユーザーが使いにくい」ため、「自社ユーザーが利用しやすいソフトを揃える」とあることから、この仕組みは(将来構想は別として)国内向けにほぼ限定されることも明らかでしょう。

結局は、docomoとしてはスマートフォン市場でもガラパゴスマーケットを再構築するという意向だという事です。

もちろん、docomoは(日本電信電話株式会社が63%を支配する)一営利企業であり、誰も反対できません。消費者は、このやり方に賛同できればdocomoを選択するでしょうし、そうでない場合は他キャリアを選択するでしょう。

世界規模の重要性

このブログでは、常々世界市場との比較を行うようにしています。

なぜなら、グローバル経済が進展した現在、一国の市場規模だけでコスト回収を行えるほど甘くはないからです。逆にNokiaほどの強者であっても、日本市場向けのカスタマイズモデルの開発を断念せざるを得ないほど、市場競争は苛烈を極めているのです。

そのほかにも、国内携帯電話機市場がほぼ飽和状態にありこれ以上の急激な成長は見込めないということや、モバイル機器の販売先としてみると日本市場はプライベート/パブリックユースの重複を考慮しても、たかだか1億台でしかないということなどが挙げられます。

このブログを読んでいただいている方には繰り返しになりますが、日本国内市場では毎年ざっと3千万台~4千万台の携帯電話機が売れますが、世界ではスマートフォンだけで同数以上が販売されます。また、世界市場において携帯電話機は単純なページャーを含めると数億台が販売されています。

実際問題、日本国内の携帯電話機は2008年6月以降11ヶ月連続の前年同月比割れ状態であり、恐らく今後もその傾向は大きく変化することはないでしょう。

販売方式の変更などが要因であるにしろ、頻繁に買い換える一部のユーザーを除けば国内携帯電話機市場はほぼ飽和状態にあり、それは容易には変化しがたいものであることは明らかです。そろそろ、一国の市場規模だけで右肩上がりの成長が持続するというような根拠のない夢を持つのは止めて欲しいものです。

なにより重要なことは、これまでの四半期ごとに買い替えを促すような使い捨て戦略では、過去の累積販売台数など何の役にも立たないということです。

そこはAppleの端末を複数年利用し続けることが前提のモデルとは180度異なるものであり、同時に今回のdocomoの独自マーケットにおいて実質的な利用者数という数値で白日の下にさらけだされることでしょう。

iPhoneという世界規模プラットフォーム

日本国内で100万台を突破したかしないかの販売台数であることから、iPhoneは、「売れても100万台。iモードの5000万台と比べるまでもない。」などという指摘が散見されます。

大きな勘違いというべきでしょうし、そこからは明白な誘導意図も読み取れます。

※上記したように、デザインの偏向など本質的でない部分で頻繁に買い替えを促し、長期的な視野に立たない商品展開を行っている場合には、過去の累積販売台数など何の役にも立たないのではないかという事です。

しかしご存知の通り、iPhoneユーザーはAppStoreの国内デベロッパーのアプリだけを使っているわけではありません。今日、AppStoreのアプリ種類が6万本を突破したことをお伝えしましたが、日本のユーザーもほぼ同数のアプリを利用することができます。

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つまり、国内キャリアであるソフトバンクモバイルで契約したiPhoneユーザー数は100万かも知れませんが、各ユーザーが利用できるリソースは世界市場規模でのものとなるということです。

これはiPhoneが、Original iPhone(GSM機)からiPhone 3G、iPhone 3GSだけではなく、iPod touch、ipod touch 2Gにいたるまで、細かなハードウェア仕様差異以外は共通の4千万台超のプラットフォームであることから出てくる価値です。

AppStoreにおいては、カメラ機能やGPS機能など各機種の差異を除けばほとんどのアプリがすべての機種でダウンロード・実行可能な状態です。

また、アプリばかりではなく、世界各国で製造販売される豊富でバラエティ溢れるオプション品、ケースや周辺機器についてもAppleの共通規格に則っていれば(各国の関連法規や電圧差などを除けば)そのまま利用することができます。

実際、木製ケースなど日本国内では製造されないような海外製品を取り寄せて愛用するiPhoneユーザーも多いのではないかと思われます。

これも、iPhoneが3Gだけで1500万台以上売れており、さらにフォームファクタを頑なに維持したことから今年発売の3GSでも外部仕様がまったく同じだからこそ出てくる価値であり、それはApple社よりもむしろ全ユーザーにこそ還元されるものです。

※3GS発表時に、外観の変化がないことを「新味がない」という理由でネガティブに捉える方がいることに驚いたのですが、Apple社としてはむしろ同一形状を維持することに対して相当のコストを掛けたことが想像されます。デザインを重視するApple社がこの決断をした理由については、上記のように書けば個々ユーザーが一番理解できるのではないでしょうか?

国産ケータイならともかく、iPhoneの場合には国内販売台数だけを見ていてもまったく意味がないということです。

デベロッパーにとってのグローバルなアプリ市場の重要性

Appleは、その驚異的な開発管理能力によりマルチランゲージ版を世界同時リリースできるため、iPhoneにおいてもマルチランゲージ版のファームウェアが世界同時配布されます。またiTunesやAppStoreでもそれは同じであり、クレジットカードやiTunesカードを使っての決済手段にいたるまで世界共通です。

これは先ほどユーザー視点から書いたのですが、同様にデベロッパー視点においても(多言語版を用意しサポートするという前提で)世界各国のAppStoreでアプリを販売することが可能になるという点で大きなメリットがあります。

この世界市場への展開の容易さが保障されているからこそ、アプリ配布の限界数が各国ストア利用者数に限定されず、特にゲームや基本的なアプリなど文化的な偏りを意識せず普遍的に利用できるアプリであればあるほど、全世界規模で一気に膨大な本数が配信されるのです。

※実際、AppStoreにおいても日本国内向け(日本人向け)のアプリ開発者からは、日本ストアの市場規模の小ささを嘆く声が聞かれます。AppStoreですらこうなのですからスマートフォンは全国民が等しく使うような代物ではないことを考えると、仮にdocomoが独自マーケットを開いた場合のデベロッパーの苦境は、推して知るべしです。

また卑近な例ですが、当ブログにおいても日本語圏以外のドメインからの日本語話者を示すアクセス数がかなりのパーセントを占めることからも、妙な仕切りを設けない世界規模市場の大切さは理解して頂けるでしょう。すでに、日本人は日本国内だけに留まっている訳ではありませんし、それは日本在住の他言語話者にとってもまったく同様でしょう。

さらに海外デベロッパーやパブリッシャーからすれば、かなりの参入障壁になることは容易に想像されますので、docomoの独自マーケットに参入する海外企業はごく少数になるでしょう。

一方、正規のマーケットであるはずのAndroid Marketにおいては、メディア等での露出機会の減少から日本語利用者数が減少し、その実質的な利用傾向は各種分析やレポートにより明らかになります。そのような傾向を元にして海外デベロッパー製日本語アプリ(オリジナル言語に加えて日本語リソースを搭載するアプリ)数がきわめて少数に留まることも想像されます。これは単にdocomo契約者に留まらず、日本国内でのAndroid端末利用者すべてがその影響を受けることになります。

結果的にこのdocomo独自マーケットは、単にdocomo契約者の不利益になるばかりか、日本国内のAndroid端末の利用者の不利益にも繋がっているということです。これがもし、育ち始めたスマートフォン市場を飼い殺しにしてその芽を摘み取るという戦略であるとすれば、Android端末購入者を想えば無情すぎるとしか言いようがありません。

モデルの違いがユーザーにもたらすもの

ここまで見てきたように、Apple社が描き成功を収めつつあるモデルと、docomoがその自己の利益だけを目的として進めようとしているモデルのあまりの違いに驚くばかりです。

しかも、対抗軸として打ち出そうとしているのではなく、自社の収益源というきわめて狭い視点で検討されている発想の貧困さにあきれるばかりです。

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※2009年6月リリースのiPhone OS3.0は、2007年6月発売のOriginal iPhoneにおいても無償でアップデートを受けることができますし、(GPSなど)ハードウェア差異を除けば機能的にもまったく遜色がなく利用可能です。このようにAppleは、少なくとも利用者に対して利益還元を行っています。携帯電話機などで同じような事例があれば教えてください。

繰り返し述べてきたように、エコシステムはそこに参加するすべてのプレイヤーがそれぞれ利益を享受できて初めて回り始めるのです。

ユーザーがユーザーを呼び寄せ、市場規模に魅力を感じデベロッパーが参入し、多様なアプリによって機能拡充と同様の効果が現れ、ユーザーの満足度向上に寄与します。ユーザー増加はベンダーを潤し更なる研究開発の原資を確保できるため、より長期的な視野にたっての商品開発が行えるようになります。すべてが好循環です。

※さらに書けば、Android MarketにおいてもデベロッパーやOHAなどの収益はさらに次のサイクル(Android OSのバージョンアップなど)へと活かされます。この仕組みが大きければ大きいほどプラットフォーム全体のエコシステムが有利に働くことは理解して頂けると思います。これを、市場を分断した上で一国一企業の懐に入るようになれば、その市場システムの自立的な発展は、よほどの外圧がない限りそれ以上望めないだろうということです。最近の企業監査は、数々の大企業の崩壊事例を元に、一企業に自浄作用を求めても無意味であるという前提に立っており、それがために企業会計基準や企業内部統制の法制化など外部からの視点を重要視していると考えます。

どこか一部にだけ回収しようとする仕組みは不健全にならざるを得ず、そのしわ寄せは、まず参入したデベロッパーに重く圧し掛かってきます。初期に集中してプロモーション費用を投下できるようなごくごく一部のパブリッシャーを除き、そうではない弱小デベロッパーでは開発コスト回収すら困難になり撤退を余儀なくされることは明白です。

デベロッパー減少から多様性のなくなった市場では、「選択肢」という消費者の最大の武器が失われ、消費者からの搾取が幅広く行われることになり、その負担は重く圧し掛かってくるでしょう。

つまりdocomoの独自マーケットでのアプリは、日本人デベロッパーが日本人向けに開発するという、”多様性”からは程遠いきわめて不健康な市場となるでしょうし、あるいはコスト回収があまり見込めないアプリやゲームだけが集まることになるでしょう。

もっとはっきりいえば、iモードアプリの焼き直しが集まるだけではないかと想像しています。

コンテンツプラットフォーム云々を語っているような企業には暮らしやすい環境となるでしょうが、私はそんな企業に搾取される気などさらさらありません。

docomoからiPhoneが出ない理由

以前、「孫社長、発売時囲み取材でiPhone交渉経緯を語る」でもちらっと書きましたが、docomoがAppleと交渉しながらも話が消滅した理由はこのようなところにあるのだと考えます。

先に交渉に来たという理由だけで簡単にソフトバンクに決まったのではないだろうことは、他国での専売権交渉の話がいまだに漏れ聞こえてくることを考えれば想像に難くありません。

逆にdocomoがいくら日本国内で最大のシェアを持っていようとも、このようなモデルの違いがあれば世界共通戦略や苦労して自社のエコシステム構築を進めてきたApple社としては到底受けることはできないでしょうし、またdocomo上層部にとっても妥協点を見つけることも不可能でしょう。

※むしろ、「2009年6月の人気記事」に書いたように、恐らくソフトバンクはシェアなどを理由に苦い条件を飲まされたこともあるのではないかと思われます。しかし、そうまでしても日本やアジア圏でモバイルインターネットを推進するのだという強い想いがあってこそ、発売までこぎつけ、また発売以降も長期にわたって自社リソースをiPhoneに振り向け、各社と粘り強く調整し、ユーザーの利便性向上を行い続けてこられたのだといえるでしょう。しかし逆に、ソフトバンクのその頑張りがあるからこそ、iPhone 3Gは発売1年後もランキング上位で売れ続けるような端末となり、また続くiPhone 3GSでも好調な滑り出しを見せたのではないでしょうか。

また今回の話は、あくまでネイティブアプリ市場での直接売上を狙っていないGoogleだからこそ通った話であり、恐らくMicrosoftに対してはひと悶着があることが想像できます。

※Googleは、「iPhone/Androidアプリ向けAdSenseβ開始」しています。また冒頭に書いたようにAndroid Marketの売上配分においてもGoogle自身は受け取らず、OHAとして5%を配分しているに過ぎません。

オープン・ハンドセット・アライアンス (Open Handset Alliance, OHA) は、携帯電話の共通ソフトウエア「Android」の開発を推進するために組織された団体。 -Wikipedia「オープン・ハンドセット・アライアンス」の項より。

そもそも、GoogleがAndroid事業で直接収益を上げるつもりならば無償提供など行わないでしょう。

つまり、Marketでの直接売上はデベロッパーや各キャリアに渡し、本業である広告ネットワーク事業での収益を確保する戦略であるということです。これは、(docomoが妙な制約を設けない限りにおいて)今回のdocomo独自マーケットとまったく競合しません。

しかし、SkyMarketでの収益確保をもくろむMicrosoftとは恐らく競合関係になると想像されます。

つまり、「グーグルやマイクロソフトのOSが搭載されるドコモ向け端末ではドコモがソフトの流通を管理する専用サイトを立ち上げる」と言明しようがしまいが、それは現時点では絵に描いた餅に過ぎないということです。

一度Apple社の構築したエコシステムを実感しているiPhoneユーザーはもうこのような仕掛けに引っかかることもないでしょうが、せっかく育ち始めた国内スマートフォン市場をつぶすことになるような行動は非常に残念としか言いようがありませんね。


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48 responses to “docomoからiPhoneが出ない理由”

  1. いつも興味深く拝見させていただいております。
    自分もこのドコモの戦略にはただただ唖然としたのですが、本当にドコモはどこを取っても自社利益の追求にだけは余念がない会社ですね。呆れます。
    その精神がユーザーのドコモ離れを加速させている事にそろそろ気づいてもらいたいものです。

    ソフトバンクはあれだけ企業努力をしてiPhoneの普及に努めているのに、Blackberry専用の(無茶としか言いようのない)強気な料金プランでせっかく興味を持ったユーザーをことごとく切り捨てていった様は、それはもう見事、としか言いようのないものでした。
    ドコモ上層部にはソフトバンクを見習う姿勢はないのでしょうか(ソフトバンクの全てが素晴らしい訳ではないですが)。。。

    さて、このドコモマーケットとでも言うべき配信サイトについて、私見ですが、「開設当初はそこそこ成功する」のではないかと思っています。
    理由は2つ。
    1、契約の際にはマーケット加入オプションベタ付け
    2、大手メーカーがFF、DQ等のビッグタイトルをリリースする
    どちらともドコモお得意の貧困な古い発想の戦略かとは思いますが、それでもサービス開始当初はこの2つだけで効果はあると思っています。
    まあ間違いなく簡単に失速するでしょうが。

    「世界に誇れる日本の携帯」はまだまだ夢物語のようです・・・

  2. iPhoneがドコモから出ないのは周波数と対応エリアの問題。
    それにAppleが思った事をGoogleが思わない訳がない。iPhoneヲタの妄想もいい加減にしたら?
    コメント消さずにちゃんと反論してくださいね。

  3. docomoからiPhoneが出ない理由はおぼろげに理解できましたが、
    逆に、SoftBankからGoogle携帯が出ない理由はなんでしょう?

  4. >Googleの方針とバッティングしないことについては本文に書いていますし、
    理解ができてないみたいですね。方針どうこうじゃなく、ビジネス的な観点から言ってるのですが?

    >対応エリアについては日々docomo擁護の方が基地局数をあげているように、2GHz帯に限ってもdocomo有利なはずですが、どうでしょうか?
    >それとも、キャリアなどから周波数と対応エリアの問題で見送ったという見解が出ているのでしたら教えてください。

    何を根拠に2GHz対に限ってもドコモが有利と言ってるのかと思ったらdocomo擁護の方があげているからとか笑ってしまいました。
    まず、ドコモが2GHz帯を採用しているのは市街地のみ。それ以外の山間部や地下街では800Mhz帯を採用しています。
    800Mhz帯をサポートしてないiPhoneでは山間部だけでなく、地下街でも使えないわけです。こんなiPhoneをリリースすれば「NTTドコモってソフトバンクよりも電波悪い」とユーザーは口にするはずです。電波の良さを売り文句の一つにしているNTTドコモとして許せるはずがありません。

    これがドコモがiPhoneをリリースできない本当の理由です。

    ちなみに携帯電話とiPodを抱き合わせして売ってた時代があります。しかも日本で。そんなAppleがビジネスモデルの違いからNTTドコモには提供しないというのはちょっとどうなのかなと思いますが。

  5. Docomoが作る新Market「しか」アクセスできないならば問題だけど、どこから買うかをユーザが選択できるなら問題ないんじゃないの?
    事実、海外にはAndroid Maket以外のマーケット(有料アプリが買えるところ)がいくつかあるよ。

    Docomoが作る新Marketが日本に特化したものでも、日本向けのインフラ(カルチャー的なものや決済手段など)を整備してくれるなら作る意味は大きいと思うし、逆に日本のマスじゃ足りなくて世界を狙いたいならAndroid Marketにアプリが登録されていくんだろうし。

  6. 珍しく長文であまりまとまっていないような…
    相当にdocomoがお嫌いなんですね ^^;)
    たぶん今回のは、単にスマフォ向けにiモードアプリを移植(移行?)するのが目的かと思われます。
    そんなに世界がどうの利益がどうのと目くじらを立てる程のことではないかと。

    あと、日本国内でiPhoneOSハードが100万切っていることに意味はない
    とのことですが、それこそ意味が分かりません。
    大きな勘違いとありますが、日本のキャリアやメーカー、ユーザーは重要視するでしょう。
    ここのとこは文章が支離滅裂ですよ。

    まぁ、私もiPhoneユーザーなのですが ^^;)
    今回は特に儲よりな記事だったので突っ込んでみました。

  7. [...] イラスト docomoからiPhoneが出ない理由 | iPhone 3G Wiki blog [...]

  8. 興味深く拝読しました。その圧倒的な広告出稿量の故、広告業界に於いてドコモに何かを言える関係者は殆どいない状況です。iPhoneへのネガキャンなのではないかと推察される記事がある時期跋扈したのも(しかもそれがドコモ寄りのアナリストなどから)もしかしたら広告メディアの世界でのドコモ影響力の大きさの故なのかもしれません。これは私見ですけども。docomo Market構想はクラウド化とオープン化を旨とするgoogle Androidには真逆であり畸形的にすら感じますが、私もやはりそこそこの成功を納めると想像します。と言いますか成功を偽装出来ると思います。先に述べたその膨大な出稿量に拠りdocomo Market盛況のイメージを人々に刷り込むことができるからです。そしていつものように数ヶ月後には新モデルニュースで忘れさせる。もちろんそのループはガラパゴスを補強するものでしかなく、モバイルの世界での日本の競争力を削ぎ業界を衰退させる一因になるのではと危惧しています。google Androidの、もしくはスマートフォンの本質的な魅力を潰すものだという意味でも残念としか言いようがありません。

  9. [...] 引用元: docomoからiPhoneが出ない理由 | iPhone 3G Wiki blog. [...]

  10. 息もつかずに読ませて頂きました。
    全く、同感に思います。不思議なのはなぜあれだけの企業がこのブログのような的確な判断が出来ないのかなという事実です。企業規模故でしょうか?マーケットシェアでしょうか?

    この昨年来の金融危機による超大手企業の倒産劇、日本でのiPhone発売から今日に至るまでの各社の動きなどをみていて、一つ感じました。
    現在のこの世の中にあっては(あくまで今はという条件で)企業の発展はカリスマ性を持った一人の経営者に依存する企業の方が成功確率が高いという事実、世の中がカリスマを求める不安定な時代に突入しているようですね。

    これからも良質のブログ、ぜひお願いします。

  11. はじめて拝見させて頂きました。
    色々諸説あると思いますがスマートフォンは
    キャリアにとって儲けることが難しい分野ということ
    が前提にあるんでしょうね。

    ガラケーでどんどん囲い込み高機能なサービスを
    計画的陳腐化によって儲け続けるというビジネスの限界とも
    言われてるなか、片方でオープン化の波は日本でも
    止めることは出来なくなってきてますよね。

    そのオープンなスマートフォンの分野でどうやって
    儲けるかと考えれば今回のドコモの話も当たり前と言えば
    当たり前かもしれませんね。

    しかしこれから日本は先進国では類をみない速度で
    少子高齢化が進むと言われてるなかでどんなビジョンを
    キャリアが持ってるのか・・・

    お年寄りばかりの国でまさかカスタマイズありきの
    スマートフォンが売れ続けるとは考えにくいのですが(^^;
    そういう意味ではiPhoneは何も分からなくても
    タッチしていけば何となく理解できるUIこそが
    最大の武器なのかもしれませんね。

    これからも楽しみに読ませて頂きます。

  12. >docomoがきらいというより、docomoが展開するビジネスモデルに同意できないだけです。
    あなたが勝手に妄想してるビジネスモデルでは?他の方が言ってる様にドコモが展開するマーケットはiアプリのマーケットだと思いますよ。
    iPhoneやソフトバンク信者の嫌ドコモぶりはスゴイですね!だって何も発表されていない内に妄想でこれだけの文章が書けるんだから!

    しかし、あなたがブログを通じて文章を書く以上、それを信じる人がいると言う事を忘れないように。

    まぁ自分の意見に同意してくれない人には「反論しないでください。もうこないでください。」なんて言ってるぐらいだから何言っても無理なんだろうけど。

  13. ここのコメントを読ませていただいて、iPhone信者よりもドコモ厨のほうがコエエなぁと思いました。
    頑張ってください。

  14. 人様の家におじゃましてご馳走になったあげく、「メシがマズイ」と言ってる奴がいる…。あげくのはてには「こんなメシでも美味いと思う人がいるんだから、もっとマシなものを出せ」だってさw。脱力…。普通そんな発言する奴を引き止めて話をしようとは思わんよな。

  15. >まず、ドコモが2GHz帯を採用しているのは市街地のみ。それ以外の山間部や地下街では800Mhz帯を採用しています。
    >800Mhz帯をサポートしてないiPhoneでは山間部だけでなく、地下街でも使えないわけです。

    あまりにも不勉強な発言すぎてみんなスルーしてるだけなの?
    iPhone 3GもバンドⅥ対応してるよ。
    http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0806/13/news046.html

    そもそも、ドコモのややこしい周波数展開自体が今回のmarketの件と通じていると思うんだが。

    あとさ、ドコモはバンドⅠの利用に消極的、FOMAはもともとバンドⅥでサービスをはじめた、みたいに聞こえる誤解を与える書き方もやめようよ。
    バンドⅥは「FOMAプラスエリア」として補助的に使ってるもんでしょ。
    ドコモの技術者にしても心外だと思うよ。3Gの黎明期に2GHzを手懐けるのにどんだけ苦労したと思ってんの・・・。

    市場を正しくできない経営者と、
    ドコモの技術を正しく理解できないドコモ信者と、
    ケータイはオモチャだとしか思ってないドコモ一般ユーザとで、
    ドコモ市場は崩壊に向かうんですねわかります。

  16. iPhoneが対応しているのは、バンドV(850MHz帯)であって、バンドVI(800MHz帯)ではないのでは…?

    対応周波数の問題は、ドコモがiPhoneを出したくても出せない理由の一つだとは思います。
    ドコモにとって、FOMAプラスエリア(バンドVI/800MHz帯)への対応は、今となっては必須事項です。HTC Magic(HT-03A)はおろか、あのBlackBerry Boldでさえ、ドコモ向け端末のみバンドVIに対応させているくらいですから。NOKIAについても、たしかNM705iやNM706iは、ベースとなった6120をバンドVI対応に改修させていたはずです。

    が、Appleはそれには応じない。理由はもちろん、コスト。ハードウェアの標準化によるコスト圧縮を金科玉条とするAppleが、まさか日本向けiPhoneのみバンドVIに対応させる、なんてことをやるはずもありません。一部の国向けにSIMロックフリー版を用意するのとは異なり、端末の対応周波数を増やすには、相当なコストがかかります。
    かといって、全世界向けに出荷しているiPhoneの全てをバンドVIに対応させるかというと、それも非現実的な話。世界中のどこを探しても、バンドVIでUMTSサービスを展開しているオペレータは、ドコモ以外には存在しないからです。

    docomo Market(?)については、実際にサービスインしてみないと判断がつきませんが、日本のケータイ業界が「ガラパゴス」と揶揄される所以は、何もコンテンツやビジネスモデルの話だけではないのです。

    突拍子もない意見かもしれませんが、我々はソフトバンクの前身であるボーダフォンに感謝すべきかもしれません。彼らが、様々な制約の中で、バンドI(2100MHz帯)のみでサービスを展開し続けたことが、今日我々が、テザリングを除くiPhoneの全てを満喫できる礎となっているのではないか、と思う次第です。MMSだって、もとはといえばボーダフォンの頃に導入されたものですしね。

  17. スピード感の無さと言う点は同感です。
    発売日はおろか今日現在、大手量販店ですらの店頭に実機が一つもない状態では、本気の商売と言うより、先行他社への当てつけか、とりあえず出しとくかというやっつけ(場つなぎ)的な物を感じます。
    ちょっと先行きが不透明で、おいそれと乗っかる気にはなれないですね。
    他人事ながら、飼い殺し状態にならない事を祈っております。
    唯一幸運なのは、GoogleがWebベースのサービスなので、Docomoに一方的にサービスを切られる事が無いってところでしょうか。

  18. ガラパゴスケータイ化。 
    これはもう、キャリアだけの問題だけではないんでしょうね。
    閉鎖された市場のなかで甘い汁すすり続けるキャリア、先のコメントにもあるように何も言えずiPhoneなどの「黒船」を批判し続けるメディア、そしてこれだけネットが普及したのに相も変わらず情報を受動的に受け取り続けるユーザー。
    はたしてこの現状が変わる時は来るのでしょうか。

  19. いつも楽しく読ませていただいています。
    このブログでは、とても本質的なところをついていて、読む度にはっとさせられます。

    以前、記事でOperaをリジェクトしても守るべきもの、というようなエントリがあったかと思いますが(読んだときにかなり興奮しました)その中で「iPhoneをiPhoneたらしめている要件は、非常に繊細だ」というようなことを仰っていたと思います。

    その文章に私は非常に感銘を受けたのですが、まさに「成し遂げるべきあることの為に進んでいる路線」が少しでもブレてしまえば(目先の利益・欲などのため)、そのブレは簡単に結果となって現れてしまいますよね。

    今回の件で(前からそうですが・・・)docomoにとって重要な事が「成し遂げるべきあること」よりも「目先の利益・欲」であること、いやたとえそこまで言わなくとも、少なくとも「目先の利益・欲」があることは確かです。

    私も、どちらにせよdocomoからiPhoneが出ることはなかっただろうと、・・・いや、もし出てしまったとしたら、それはiPhoneどころか、今の良きAppleの終焉を意味していたと考えると寒気がしました。

  20. Appleにおいては、PCまたはOSという市場、ソフトバンクにおいては日本の市場と言う中で、それぞれ業界NO1ではないという立場は、常に革新的で斬新なことをやるという責務があるのではないかと思います。
    そう言う意味では十分にその役割を果たしてくれていると思いますし、これからもそうあって欲しいと期待します。

    逆にシェアno1のドコモは、業界そのもののバランスを維持するための取組みをすることが責務なのではないかと思います。
    彼等には他社の批判をしたり模倣したりすることよりも自社の顧客を守る、または満足度をあげるような取り組みを期待したいですね。

  21. はじめまして。いつも興味深く拝読していますが、特に今回の記事は大きくうなずけた事もあり、コメントさせていただきます。

    ドコモの目的は、他のキャリアがAndroid端末を投入する前に、ドコモ限定で日本向けのアプリを充実させて
    「Android端末を使うならドコモ」という優位を確立する事にもあるのでは? と思いました。
    このドコモマーケットが成功すれば、今後Androidに参入するメーカー(Sony Ericsson等)にも大きな魅力となるでしょう。
    ただし成功すれば…ですけど。コメントされている皆さまが仰るように、成功するとは思えません。
    ですので、せっかく多数の顧客から頂戴したお金をこんな風に浪費するのか、と幻滅するばかりです。

    >yukisi様
     私も同感です。しかし世の中は広いもので、あるblogでは
    「iPhoneがソフトバンクからしか出ないのは、宝の持ち腐れ。
     ドコモから出ればテザリングも当然可能で、理想のiPhoneになる筈。
     自社の収益性を優先させたいAppleがソフトバンクを選んでしまったのはわかるが、
     “日本のユーザーにも、最高の環境でiPhoneを使ってもらいたい”という心がけを持てば、
     ドコモから出す必要性を、おのずから悟るはずだ」
    とまで言っているので、目が点になりました。
    大手メディアの論調も(こうまで露骨ではないにせよ)似たようなドコモびいきを感じます。
    こういう、とにかくドコモが正しいという前提がまかり通ってしまううちは、
    当のドコモが「負けて目覚めるのは最上の道」と気づく日も来ないでしょう。

  22. 香港で購入したSIMフリーのiPhoneをdocomoのSIMで使ってますが
    都内や地方、海や山岳地帯といろいろな所で正常に電波を掴み使用出来てます。
    ネットはmoperaの設定で出来てます。(ネットは青天井なのでたまにしか使わないけど)
    通常はWifiで使っています。

  23. やはりこの話題だとコメントが荒れますね。
    前置きとして、私は根っからのdocomoユーザーであり、未だにiPhoneとdocomo端末を両方使い、おサイフケータイの便利さからdocomoを辞める気は毛頭ないユーザーの1人であります。

    docomoがiPhoneを出さない理由について、この記事で指摘の通りだと思います。
    それに付け加えるとすれば、docomoという会社の社風が影響しているとも言えると思います。

    docomoはその設立の経緯から負け犬根性というか、独立心は強いが非常に保守的な考えの会社なので、自己の既得権益を脅かされるというのが嫌なんでしょうね。
    現状パケット料金や通話料が頭打ちな状態で、docomoが儲けれる部分となると、端末販売収入かコンテンツ販売でしか無いからでしょう。

    コメントの中に、FOMAプラスエリアに対応できないからiPhoneが販売できないという指摘もありますが、あながち間違ってはいませんが、コメントの指摘では50点程度です。
    まず、800M帯のプラスエリアは山間部のみではありません。
    現在は地方主要都市(東名阪以外)の市街地輻輳対策に利用されています。
    例として私の住む北海道ですが
    http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/hokkaido/page/090325_00.html
    に表記の通り大道公園のある大通西8丁目という札幌市の真ん中にも開局しています。
    ちなみにこの市街地対策に行われている基地局はPHS基地局を置き換え800Mのマイクロセルにする事によって既存mova800Mとの周波数割当とかぶらないようにしています。

    また、東名阪地域では800M帯もmova置き換えによるfoma割当分で足りない為1.7G帯を利用しています。
    この1.7G帯の存在を本来指摘しなければ説得力が無いです。

    さらに、その周波数バンドの対応可否については使っているベースバンドチップのソフト書き換えで利用は可なのです。

    昔であればハードウェア的にベースバンドチップが1つの周波数しか利用できないという事は多々ありましたが、現在はRFチップの性能が向上し1チップでFMラジオの送受信からluetoothやW-CDMAまですべてこなしてしまうようなチップになっているので、そのような周波数云々は、docomoとAppleが少し本気を出せば障害にはなりません。
    なので、
    周波数による理由というのはあまり的を得ておらず、第一公式にAppleが言っている訳でもないので憶測の域を出ない事。プラスエリアが原因というのは1.7G帯の存在も含めていわなければ説得力の無い事でしかないと思います。

    #私自身はネットワークエリアの広さからdocomoから出てほしいですけどね。出たとしても今使ってるN905iは手放しませんが。

  24. このお話にリンクするようなOphoneの記事があります
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090710/333595/
    併せて読むと面白いですよ

  25. [...] iPhone3G wiki Blogさんの「docomoからiPhoneが出ない理由」という記事のコメントに下記のようなものがありました。 iPhoneが対応しているのは、バンドV(850MHz帯)であって、バンドVI(800MHz帯)では [...]

  26. [...] docomoからiPhoneが出ない理由 | iPhone 3G Wiki blog ちょっと考えてみよう (tags: iphone mobile docomo) [...]

  27. OPhoneの記事と比較するとおもしろいですな~
    ドコモがこの小さい島国で独自マーケットを守るにしては、
    もはや絶望的にスピードが足りなすぎると。

    ガラパゴスと蔑まれるべきは、ステップ数の少ないサービスや
    利用者囲い込みではなく(そりゃAppleもやってることですしね)、
    敏捷性を失った企業の巨体そのものではないかと思うのですね。
    ドコモやauを見てると本当にそう思います。
    この病理は、PS/2とOS/2に拘泥していたIBMを彷彿とさせます。

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