iPhone OS 3.0リリースに向けて

iphone-os-30

明日いよいよiPhone OS 3.0がリリースされます。

このエントリーでは、3.0に向けて準備すべきことなどをまとめてみましょう。

iPhone OS 3.0とは、iPhoneのOS(ファームウェア)の最新バージョンです。いまお使いのiPhoneにはバージョン2.2.1が入っているはずですので、かなり大きなバージョンアップであるということです。

※念のために書いておきますが、メジャーバージョンアップでは変更箇所は多岐に渡り、表面的に見える機能や内部的な機能を含めあらゆる部分が関係してきます。そのため、特にサードパーティ製アプリ(つまりAppStoreでダウンロードできるアプリですね)についても、その変更の影響を受けます。デベロッパーのみなさんは、先行してβ版やGM版を受け取りテストしていますが、すべての環境でテストできているわけではなく、また人間のやることですから漏れや抜けがでてくる可能性があります。さらにデバッグが完了していてもAppStoreの審査作業で滞っている可能性もあります。

また、Apple自身も完璧にテストが行えているわけではありませんので、何度かのアップデートを繰り返す可能性も充分に考えられます。実際、2.0の時も安定したのは何度目かのアップデートである2.2からです。当初はいろいろあることも予想されますが、落ち着いて対応するようにしましょう。

当初3.0のアップデート直後は動かなくなるアプリや、最悪データが消えてしまうケースも出てくる可能性がありますので、バックアップはくれぐれも忘れないようにしてください。iPhone内に蓄積するデータは、バックアップデータからリストアすることで完全にバックアップ時点の状態に元に戻るようになっています。

リストアすることによって、バックアップをした後リストアするまでの間に変更されたデータやSMS、カメラロール内の写真などは、当たり前ですがすべて消えます。ですから、アップデート前後では、大きな変更や重要なデータはiPhoneだけでなくPCや手書きメモなどでも保管するように心がけましょう。この期間に届いたSMSなどはスクリーンショットを撮り、母艦に転送しておくなどの対処をしましょう。アップデート後にもヘビーに使う予定のある方や、業務上リストア作業が出来そうにない方、こういった作業に時間を取られることを望まない方は、数日様子を見てからアップデートを当てることも考えましょう。

iPhone 3.0でどのように機能が変わるのかについては、「iPhone OS 3.0新機能のまとめ」を参考にしてください。

※いまのOSバージョンを確認するには、[設定]メニューの[一般]の[情報]を参照します。”バージョン”となっているところが現在のOSバージョンを指し示しています。大抵の方は「2.2.1(5H11)」となっているはずです。なっていない場合には、下記のアップデートの項を参照して2.2.1にしておきましょう。

さて、3.0に向けて準備しておくことは大きく次の3つに分かれます。

  1. アップデート
  2. バックアップ
  3. MMSメールアドレスの変更

順番に見ていきましょう。

アップデート

iPhone OSのバージョンが2.2.1では無い場合、2.2.1にアップデートしておきましょう。

アップデートするには、母艦と呼ばれるiPhoneをアクティベーションしたPCまたはMacに接続する必要があります。接続した状態でiTunesを起動し、デバイスのところの「*****のiPhone」をクリックします。

2.2.1では無い場合、「更新ファイルを確認」というボタンをクリックすれば、自動的にアップデートが開始されます。アップデートが完了すれば、バージョン情報を確認しておきましょう。

なお3.0へのアップデートも手順はまったく同じです。時間が来れば、「更新ファイルを確認」を押すと最新のアップデートがありますと表示されます。

※アップデートが来ていない場合、確認をしたあとのiTunesには「iTunesは、2009/6/23にもう一度更新を自動的に確認します。」というメッセージが表示されると思いますが、これはアップデートが行われる日付とは一切関係がありません。一度確認すると、何度もサーバーに確認されても困るので、iTunes自身が次に自動的に確認する日付を、その日から1週間後にセットしなおしているだけです。今日確認すれば、1週間後の23日に、明日確認すれば1週間後の24日になるということです。

バックアップ

OSのアップデートは安全に進むようにはなっていますが、途中何らかの原因で中断される可能性もあります。万一に備えてバックアップを行っておきましょう。

※アップデートの際にもバックアップされるはずですが念のために行っておいたほうが安心できるでしょう。またその際に同期も行っておきましょう。

バックアップするには、アップデートと同様、母艦と呼ばれるiPhoneをアクティベーションしたPCまたはMacに接続する必要があります。接続した状態でiTunesを起動し、デバイスのところの「*****のiPhone」をクリックします。

画面にはiPhoneの情報が表示されているはずですので、デバイスのところで右クリック(Macの場合コンテキストメニューを表示)すると「バックアップ」という項目がありますので、それを選択します。

ht1414_01-ja

自動的にバックアップが行われます。

いまバックアップしたデータは、バックアップから復元の一番上に表示されていますので、万一iPhoneが復元を必要とする状態になった場合にはそのデータから復元しましょう。「復元」ボタンも、同じデバイス画面に表示されています。

MMSメールアドレスの変更

iPhone 3.0では、ついにMMSが利用できるようになります。

MMSとは一般的な携帯電話で携帯メールと呼ばれているメッセージシステムのことです。ソフトバンクでは「S!メール」と呼ばれているものです。

これまで、iPhoneではいわゆるPCメール(インターネットメール)しか利用できなかったのですが、これからは普通の携帯電話と同様に電話番号やメールアドレスでメッセージが送れるようになります。

iPhoneでも、他のソフトバンク携帯同様に「*****@softbank.ne.jp」というメールアドレスが付与されます。従来使っていた「*****@i.softbank.jp」というアドレスに加えて、もう1つメールアドレスが増えるということです。

今回追加されるMMS(@softbank.ne.jp)は、着信音が鳴ったり写真なども送信できるようになるため、携帯メール的な使い方としては便利でしょう。逆にメールをPCなどでも送受信したり保管したい場合には、従来のメール(@i.softbank.jp)を使うようにしましょう。また、従来のメールが「メール」アプリで表示されるのに対して、MMSはSMSと同じアイコンで起動し後、次のようなバルーンで表示されるところも大きな違いです。

mms-20090608

MMSメールアドレスは、ランダムな文字列のものがすべてのユーザーに自動的に付与されていますので、これを自分の好きな文字に変えるとよいでしょう。いろいろなところで書かれているとおり、すでにソフトバンクのサイトでMMSメールアドレス変更が可能な状態となっています。

PCまたはMacからMySoftbankへアクセスし、IDとパスワードを入力します。IDは「iPhoneの電話番号」を、またパスワードはiPhone購入後にSMSで送信されてきた940001というメッセージに書かれています。

※このメッセージを紛失している場合には、「パスワードを忘れた方」の手順に従い、パスワード送信リクエスト画面から電話番号と4桁の暗証番号を入力すればSMSで通知されます。

ログイン成功後の画面で、メールアドレスの変更を選び、変更するというチェックボックスを選んでからメールアドレス文字を好きなものに変更すれば完了です。発信者名は変更する必要は無いかと思います。

変更は何度か可能なようですが1日に変更できる回数が決められていますので注意しましょう。

※なお、この手順は明日ソフトバンクから正式にアナウンスされるはずです。

チャージ(iPod touchの場合)

iPhone 3.0へのアップデートは、iPhoneの場合には無償で行えますが、iPod touchの場合には(米国会計制度の都合上)有償アップデートとなります。

まだ未発表のようですが、恐らく1,200円になると思われます。iTunesカードを使いiTunesアカウントへチャージするか、またはクレジットカード設定の確認をしておきましょう。

アップデートの開始時間

気になるアップデートが開始される時間帯ですが、Appleはワールドワイドで一斉に更新を行うため、日本時間には関係の無い時間に開始されます。

今までの傾向からすると、恐らく日本時間で18日の午前2時~6時(今晩夜更け~夜明け頃)が一番可能性が高いのではないかと思われます。

また、アップデートには順調に行った場合でも2時間程度を要するようです。時間に充分余裕があるときに行うようにしましょう。

※念のために書いておきますが、P2Pなどで事前にデベロッパー向けに配布されたアップデータ(GM版)が出回っているようですが、そういったものを入手しアップデートした場合には当然ながら何が起きても一切自己責任となり、保証等が受けられなくなることもありますし、最悪iPhoneが起動しなくなる可能性もあります。もうあと残り数時間ですのでAppleからの正式アップデートを待つようにしましょう。

またiPod touchは有償アップデートとなっており、不法に入手したものでアップデートを行った場合にはAppleにより権利侵害しているとみなされる可能性があります。またApple側では、iTunesアカウントで不正アップデートを認識できると思われますので、当然ですが正規の手段でアップデートを行うようにしましょう。


スポンサード リンク

13 responses to “iPhone OS 3.0リリースに向けて”

  1. いつも更新を楽しみにして拝見しています。

    自分も早速MMSメールアカウントを変更しました。

    が・・・
    > 変更に成功すればiPhoneにSMSが届きます。

    3時間くらい経ってもSMSが届きません。
    再度My SoftBankにログインし確認すると変更後のアカウントになっています。

    正式な手順が公開される前なのでSMSが届かないのでしょうかねぇ?

  2. MySoftbankにログインすると
    「現在設定を変更することはできません 」と出てしまいました。
    私だけ?

  3. こんばんわ
    いつも参考になる書き込み楽しみに見てます

    アップデートの配信て何時ごろなんですかね~

    ズットスタンバイしてるんですけどWWW

  4. う~ん
    以前も翌日寝不足だったのに今回もそうなりそうな予感w

    osアップデートはiphoneユーザーのみが参加できるある種お祭りなのでしょうがないと割り切るしかありませんね
    アップデート後のわが子の成長ぶりったら何事にも変えがたいですもんねw

    睡魔に負けじと頑張ります!

  5. いよいよ!!!はじまりましたよ~~~!!!!!♪

  6. iPhone OS 3.0の話題を求めてやってきました。
    拝見した記事を参考に、MMSの設定を変更して、
    ふと、アップデートの確認をしてみると・・・

    AM 2:42現在、iPhone OS 3.0ダウンロード可能になっています。
    230MB・・・・寝不足確定ですね。

    sniper

  7. 3.0にUPdeateしたのですが、アクティベートできません。

    誰か助けてください。

  8. 海外(台湾)から接続中です。30分くらいアクティベーション出来ずにいましたが(サーバー混雑)ですが、さっきついに接続できました!完了するころには夜明けですが、なんだか生まれてくる子供を待っているような気分です。

最近のコメント

あわせて読みたいブログパーツ

カテゴリー

過去記事

iPod管理ソフト

iTunes代替ソフト CopyTrans Manager

Load time improved by PHP Speedy Load time improved by PHP Speedy