MobileSafari、Geolocation APIをサポート

iPhone OS 3.0で搭載される予定のMobile Safariにおいて、Geolocation APIがサポートされることが判明したようです。

先日Googleが、LatitudeサービスをiPhoneのネイティブアプリではなくWebアプリとしてリリースすることを発表していました。そのときにこのブログでも指摘していたのですが、Firefox向けのテストページで確認できたという情報です。

Computerworld Blogsによれば

iPhone’s Safari Browser to include Geolocation - Computerworld Blogs

I can’t believe I missed this. Even worse, it looks like just about everyone did (OK, not everyone). I just checked a GPS-enabled webpage page, below, on a 3.0B5 iPhone’s Mobile Safari and Boom! The webpage checks the GPS coordinates of the iPhone and returns a result.

The test webpage was built by Doug Turner for Mozilla’s upcoming implementation of the Geolocation API (if you have Firefox 3.5B you can try it out).

ということで、Firefox 3.5beta向けのGeolocation API検証用ページを確認したところ、iPhone 3.0のMobileSafariでも動作することが確認できたということです。

次のスクリーンショットに稼動している様子が写っています。

picture_5

確かに、「http://people.mozilla.org/~dougt/geo.html」のサイトを開いた状態でGPS利用許諾のダイアログが表示されています。

また、GPS情報を随時取得しログ表示するページでも次のように動作している様子が写っています。

picture_7

iPhone自体はGPSを搭載しているのですが、これまでネイティブアプリにしかデバイスへのアクセスが許されていませんでした。しかし今回のサポートにより、WebアプリケーションでもGPS情報を元に入力サポートなどをおこなうことが可能となります。

この結果、例えば天気予報サイトではいったんGPS情報を許可することで利用者の住所(番地ではない)情報を元に、現在地の天気予報を表示できるようになります。また郵便番号入力をおこなうような場合でも現在地情報を元に入力サポートをおこなうようなことも可能となるでしょう。それ以外でも、先日ご紹介したWikipediaアプリのように、現在地に近いWikipedia項目を表示するようなことも可能になるわけです。

ネイティブアプリによる心地よい操作性や細やかなデバイスサポートはもちろん必要ですが、iPhoneやWebKitエンジン搭載端末に限らないオープンな次世代Web標準技術による実装は、かつてJavaが目指した”Write once, run anywhere”を、再度スマートフォン上で実現するものにもなるでしょう。

※もちろんスマートフォンに限定した話ではなく、GPSを搭載したモバイルPCが出れば、その上で稼動することも可能になります。現時点で各種デバイスを搭載し、かつ次世代Web標準利用にもっとも近いという意味合いで書いています。


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