Apple、デベロッパーに3.0互換性保障を要求

Appleが、iPhoneデベロッパーに対し既存アプリがiPhone OS 3.0で動作しない場合、AppStoreから削除する可能性があることを通知しているということです。

AppleInsiderによれば、

AppleInsider | Apple requires iPhone OS 3.0 support for all new mobile apps

The release of iPhone OS 3.0 beta 5 has been accompanied by an e-mail notice to all registered developers that their code “must be compatible” with 3.0 from here on out if they expect the software to be published. While Apple believes many current apps will run without a hitch, it cautions bluntly that programmers shouldn’t assume apps built for 2.x will carry over smoothly.

“If your app submission is not compatible with iPhone OS 3.0, it will not be approved,” the message reads. “After iPhone OS 3.0 becomes available to customers, any app that is incompatible with iPhone OS 3.0 may be removed from the App Store.”

昨日のベータ5配布時に、3.0での動作保障を求めるメールがデベロッパー向けに出されたということです。もし新バージョンである3.0で動作しない場合には、AppStoreからの削除もありうるということです。

いささか厳しい要求に見えますが、Killスイッチを入れるのではなくAppStoreからのリジェクトだということですので、市場を管理するAppleや、アプリを利用するユーザーからすれば当然だということができそうです。

既存のプラットフォームの場合、特にPCではWindowsのバージョンがあがったためにプレイできなくなったり、アプリが起動しなくなるというケースが少なくなく、互換性検証やアップデートについては各ベンダーに任せきりになっていました。

※またゲーム機の場合、記憶している限りでは個別ゲームの互換性検証をしなければいけないほどのバージョンアップはなかったのではないかと思います。

パッケージ流通市場や中古市場においては誰も管理することがないため、各ユーザーが購入した後で互換性が無いことに気づかされるようなケースも多々あったのです。これではユーザーの購買意欲減退に直結することは明白で、アプリやゲームの販売本数に影響を与えることになり、結果、デベロッパーの撤退に繋がるのです。

こういった状態は決して望ましいものではありません。それを考えれば、今回のApple社の措置は(バージョンアップにより大幅な機能アップを行うiPhoneの特性を考えると)市場を守るための正しい行動であるといえるでしょう。

しかし、実のところ4万本に近いアプリの互換性検証を行うことなど不可能に近いため、あくまで私見ですが、ユーザーからの報告ベースになるのではないかと想像します。


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