PalmPreはWebKit互換

※コメントでご指摘頂くまで、まったく逆の誤ったタイトル・内容となっておりました。誤った認識を与えてしまったみなさま、申し訳ありませんでした。

匿名様、tezzsy様、コメントでのご指摘ありがとうございました。

 


 

 

かつてPDA、スマートフォンで一大勢力を築いたPalmが最後の賭けとして現在開催中の2009 International CESで携帯電話機「Palm Pre」と開発プラットフォーム「webOS」を投入しています。

 

Palmは、12月18日の2009会計年度第2四半期 (2008年9-11月期) の決算において、スマートフォンの販売台数59万9000台(前年同期比で13%減)、売上は前年同期比45%減となる1億9160万ドルを発表したばかりで、株価も大きく下落したばかり。

かねてより、今CESで「Linuxベースの新製品Nova」を発表する旨を公表していたのですが、それが今回の携帯電話機「Palm Pre」と開発プラットフォーム「webOS」だったわけです。

 

 

画面仕様は「3.1インチ/320×480ピクセル表示、タッチパッド画面」となっており、その他の端末の機能仕様については各所で取り上げられていますので、このブログでは例によってブラウザに注目してみましょう。

ハーフVGAはAndroid G1やiPhoneと同様のフォームファクタとなるため、一見好都合に思えるのですが、重要なのはhtmlレンダリングエンジンです。

Palm.com : Palm Developer Networkによれば、

Palm WebOS applications are easy to write using Mojo, a new application framework based on the HTML5, CSS, and JavaScript standards that web developers already know and love. WebOS applications are installed and run directly on the device at native speed and have access to a wide range of device services.

とだけ書かれているのですが、

Answers to burning Palm Pre questions | CES 2009 - CNET Blogsによれば

The Web browser is Palm-developed, but based on the WebKit engine. No word on Flash support, he said. Palm didn’t give a lot of details on the media player, but Maes said Pre owners will be able to buy music from the device via the Amazon music store.

Palm独自開発ではあるものの、WebKitエンジンベースであることが判明しています。

つまり、AndroidやiPhoneとの互換性があるWebKitであるということです。これは生き残りをかけるPalmにとっても非常に大きなメリットとなるでしょう。もし仮にWebKit非互換である(またはPalmでの表示最適化にコストを要する)場合、Googleなどの広告ネットワーク浸透性が弱くなるため、必然的にPalmOS最適化Webサイトの広まりは弱くなると言うことになります。

しかし、AndroidやiPhoneとのWeb表示での互換性を確保したことにより、そのリスクは最小限に抑えることができたと言えます。

 

すでに、端末自体の機能によりマーケットシェアを取ることは難しくなってきています。先月、投資会社Elevation Partnersから1億ドルの追加投資を受けたばかりのPalmですが、スマートフォン市場において2%近くにまで落ち込んでしまったシェアを回復するチャンスは残っているのでしょうか。

 

 


当初のタイトルは「PalmPreはWebKit非互換」、内容も「非互換を選択したことは失敗」というような内容でしたが、これは事実とは正反対の、まったく事実と異なるものです。

1月9日15時ごろにエントリー公開してからご指摘を受けるまで、まったく誤りに気づきませんでした。海外の色々なブログを斜め読みする中で勘違いをしてしまい、簡単な英語にも関わらず誤った認識でエントリーを書いてしまっていたようです。まったく言い訳のしようもありません。

誤った認識を与えてしまった方には大変申し訳ないと思っております。

正しくはコメント欄でご指摘いただいている通り、「Palmが開発したがWebKitのエンジンに基づいている」、つまりPalmはWebKit互換を選択したということになります。

 



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8 responses to “PalmPreはWebKit互換”

  1. Palmが開発したがWebKitのエンジンに基づいている、と読めます。元記事でもWebKitと非互換だとは書かれていないようです。

  2. 引用元には
    全く反対のことが書かれているようですが?

    “The Web browser is Palm-developed, but based on the WebKit engine.”

    「WebKit エンジンをベースにした Palm が開発したウェブブラウザ」

    Android のブラウザとか Chrome と同類の Palm オリジナルブラウザということですよね?

  3. こちら の 02:25 付近でも WebKit エンジンベースといっています。

  4. 不躾にすみません。

    あとは Palm Mojo の素性が気になりますね。

    “gesture-based navigation”
    “webOS notification system”
    “local storage capabilities of HTML5″
    “JSON-based message bus”

    ネイティブな iPhone SDK 解放を決定する前に Apple が構想していた姿は、
    Palm Mojo にあるような気がします。

  5. 最初のコメント、語勢が強すぎました。ごめんなさい。

    その後のコメントも論点ずれてすみません。
    クライアントアプリ側ではなくて
    Webサイト/Webアプリ側に注目した内容でしたね。

    >「3.1インチ/320×480ピクセル表示、タッチパッド画面」
    (+WebKit最適化)
    がスマートフォン向けサイトのスタンダードとなると
    iPhone OS、Android、Palm webOS は
    競争関係よりもむしろ協調的に成り得ますね。

    HTML5+CSS3+JS(2-)は今後の標準となるのでしょうが
    想定するデバイスの姿は重要ですものね。

  6. コメントで失礼します。

    その先のブラウザの外側で
    あちらとこちらが緊密につながる世界を
    最も強く意識していることが
    Palm “web”OS の名前に現れていると感じます。

    この方向性自体は言ってしまえば流れとして”普通”なのでしょう。
    Android も同様のことを準備していることが伺えますし。

    iPhone OS は最近そこらが見え難くなっているように感じますが、
    3.0 での正しい展開を期待したいです。
    ;; 聞こえてくるのはむしろゲームデバイスへの方向性
    ;; 普及のための施策かと思いますが

    Palm Mojo はまだ情報が少なすぎるので期待ばかりが膨らみますが

    “cloud on palm” な世界に
    最適化されたフレームワークであることを望みます。

  7. 間違っていても、
    誰にでも失敗はあるからしかたないよ。
    これからも、更新、頑張ってください。

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