TonchiDot(頓知・株式会社)のiPhoneアプリのデモンストレーションがTechCrunch50において一定の評価を受けたという記事です。
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TechCrunch Japanese アーカイブ » TechCrunch50日本勢の活躍(2)Tonchidot
2日目の会場を爆笑の渦に巻き込んだTonchiDot(頓知・株式会社)の自称“頓知世界のウィリー・ウォンカ”ことCEO井口尊仁さんは、普段からこういうキャラらしく、デモ後も「まだ物足りないですね」。
今回デモした「Sekai Camera」(米版、その翻訳)は、CTOの赤松正行さんら計5人のチームで開発した。「最初はハードも作ろうと思ったんですけど、ちょうどiPhoneができたので、これ使おうということになったんですよ」と井口さん。
電脳メガネならぬiPhoneをカメラモードに構えて世界を見ると、友だちの残した音声や文字など、たくさんのタグがオーバレイして見える。「構想30年、開発1年」(赤松さん)のAR(拡張現実)っぽいiPhone対応ツールだ。
デモ動画はナレーションが重なると面白さ百倍で、特に猿が二足歩行を経てiPhoneを構えるまでになる進化図(1′55″。井口さんのアイディア)では会場全体が吹いていた。
ということで、今技術要素としては一番アツい分野だと思われるAR(拡張現実感)を実現するアプリのようです。
しかし、「画像認識技術を一切使わ」ずに、GPSと3G基地局による測地+iPhoneの加速度センサー+傾きセンサーだけでこれを実現するというのですから、会場での若干冷静に受け止めるという評価は致し方ないでしょう。
ホームページにおいても説明が行われていないため、デモ映像が全ての判断基準となってしまいます。
ソーシャル的な要素でタグの精度向上や新陳代謝を図ろうとするようにも受け取れるのですが、そうなればそうなったで、ナレッジ系CGM系コンテンツで問題になっているようなメンテナンスコストの上昇も懸念されます。
さらに、GPSや携帯基地局による測地では、せいぜい10メートル前後の精度しか期待できない上、画像認識もしないとなると、貼り付けるタグが多くなればなるほどそのタグに対する信頼性が低下します。
至近距離など室内レベル(コンビに店内で並べられている商品の情報を得る、室内で設置してあるモノの情報を得る)ではなかなか力を発揮しにくいのではないでしょうか。
しかし、逆にビル程度の大きさになれば、これほど強い分野はないと思います。例えば、町を歩いていてビルを見たときに、そのビルにどのようなテナントが入っていてどんなメニューをだしているか?や、映画館が入っていれば上映スケジュールや席の予約などがこれを通じてできれば、それは大変役に立つ面白いモノになりそうな気がします。
いずれにしろ、日本からこのようなアイデアを持った会社がTechCrunch50のファイナリストとしてデモを行うというチャレンジをしていることは、素直に評価すべきことであると考えます。続報に期待したいところですね。



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