fladdictさんが、AppStoreの問題点について自らのアプリ提出経験から構造的な課題を指摘されています。
fladdict» ブログアーカイブ » iPhoneアプリの最適戦略は微妙アプリを作ることかも
iPhoneのアプリは審査~公開までに数週間かかるっぽい。
自分が実験的に作ったものも8月中盤に提出してから、まだ待ち状態。個人でやってるからいいけど、万が一クライアントワークでやる場合、確実にリリース日コントロールできないんじゃないかとスゴイ不安。公開前にバグ見つけてファイル修正したら、また審査からやり直しだよね多分…
結論として個人ワークの場合、微妙アプリでいいから最低限の骨格作ったものを大量に登録して、審査を通す。で、公開されたものから順番にクオリティーアップして、後でバージョンアップとして再提出するのが合理的な選択肢なのかもしれない。雑誌の出版コードを確保する為に休眠雑誌を使うような感じ。
というのも、死ぬほどコストと手間をかけて、すごいものを作っても、それが審査に通る保障や、意図したタイミングでリリースできる保障がない以上、そういう選択をするユーザーは増えるだろうな。
そりゃ、こういうのが合理的ならクソアプリが増えるのも自然だなぁと納得しつつも、みんながそんな戦略とったら確実に破綻するから大丈夫なんかとちょっと不安になってきた。ここら辺がiTunes Storeの課題なのかな。
やはり、AppleのAppStore審査の不透明性に懸念を抱いておられます。たしかにこういう状況であるとなると、個人開発者はまだいいとしても、法人でAppStoreを利用するのはかなりリスキーにならざるを得ないとしか言いようがないですね。
大規模なアプリともなれば、広告宣伝活動も並行して準備を進めますが、これが、「審査で落ちましたから広宣も延期してください」とはカンタンに行かないものです。雑誌であれば1ヶ月以上前入稿、ネット広告のMSN関連であれば四半期単位入札であったりもしますので、そうやすやすとはずらせません。逆に事前入稿や沸くがあまっているようなサイトであれば充分な広宣効果が見込めないということになります。もちろん、広宣活動以外の企業活動全般にも影響を与えかねません。
それを避けるための対策として、fladdictさんが懸念される行動を各開発者が取ってくる可能性は非常に高いわけですね。または、iPhoneアプリ開発は会社のメインストリーム開発から外し、2番手以降の予算でこなすということにもなりかねないでしょう。
自然、水準に達しないアプリの氾濫が起こり、ユーザーにとっては良質アプリを見つけ出すコストが問題となるのは目に見えています。非常によくない流れであることは誰の目にも明らかですね。



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