2009年6月の人気記事

2009年6月の当ブログ人気記事をお送りします。

  1. iPhone MMS関係まとめ
  2. 3.0で強化されたカレンダー機能を使う
  3. Eメール(i)の高速化TIPS
  4. 孫社長、発売時囲み取材でiPhone交渉経緯を語る
  5. iPhone 3.0 available!!
  6. iPhone OS 3.0リリースに向けて
  7. 軽快な横書き手書きメモアプリ、今日だけ無料
  8. 新型iPhone発表
  9. 厳選! iPhone要チェックサイト 20+
  10. ソフトバンク、iPhone 3G Sの料金を発表

今月はなんと言ってもiPhone 3.0リリース(17日)と、iPhone 3GSの発売に尽きるでしょう。

1位、2位、3位、5位、6位はすべて新バージョンiPhone OS 3.0に関する記事です。

もう一度おさらいしておくと、MMSとは一般的な携帯でいうケータイメールだと思えばいいでしょう。ソフトバンクだけでなく、docomoやauともメールのやり取りが何の苦労もなく行えるようになりました。いままでは、Eメール(i)(=@i.softbank.jp)を使うほかなく、メールアドレスがPCメール扱いされていたため迷惑メールとなってしまったり、文字が化けてしまったり、絵文字が使えなかったりしたのですが(現時点ですべて解決済みなのもすごいですが・・・)、今回のMMSでは、そういった問題が一切ない状態でスタートが切れます。今回iPhone 3GSなどをはじめて購入された方は、そういった問題を感じることなくiPhoneのすばらしさをダイレクトに体験できているのではないかと思います。

しかし、カレンダー機能や、Eメール(i)の高速化TIPSが人気記事になるように、iPhone単体ではなく周辺サービスと絡んだ時には、まだ少し熟成されきってはいないことを示しているようです。ただし、こういった点はAppleだけでは解決不可能な点もあり、また完全な標準が決まっているわけでもなく、なかなか難しいところもあるのではないでしょうか。

続いて、4位に入ったのが日本でのiPhone 3GS発売時の囲み取材で孫社長が語った言葉を取り上げた記事でした。こうした囲み取材は、一般的に記者側の質問があまりいいものではないため、いい言葉を引き出すことに成功していることが少ないので、最初は聞き流すつもりでした。現にYoutubeで最初に発見した”中編”から聞き始めたところ、特にいい場面もなく、いちおう”前編”も聞いてみるかと思ったところいきなり孫社長が語っている場面に遭遇したのです。

私自身この経緯をこれまでに何度か文章では目にしていたのですが、こうして生の言葉で語っている姿を眼にしたのは初めてだったので、非常に驚きました。さすがに前日の晩からイベントに参加しており、当日も朝から販売開始イベントをこなしたところでもあったためか疲れている様子は否めませんでしたが、しっかりと交渉経緯を語り、最後に(こうして今回もiPhone 3GS発売にこぎつけたのは)「ほんとうにうれしいですね。」と語ったところがとても印象的でした。早くから着手したとはいえ、交渉には一方ならぬ苦労があったはずで、中には苦い条件を飲まされる場面もあったでしょう。しかし、そういった壁を乗り越えて販売にこぎつけた、ここまで来たのだという万感の想いが私には感じられました。

※これをもって先見性云々をいうべきではないとメール等で指摘されましたが、それは違います。この記事では先見性を言いたかったのではなく、それ以上にこうしてトップ自ら深く考え、動き、それを成果として結実させているという「行動力」と、その行動の原動力となる「夢」とその夢を実現させるという「強い想い」こそが大切なのだと伝えたかったのです。それがなければ、特に売上に直結するわけではない絵文字実装をAppleに認めさせ、アクロバティックな仕掛けの外部機器ワンセグバッテリーを発売までこぎつけ、各社にEメール(i)の交渉を地道に行うことはなかったはずです。特に前二者は、Appleをよく知る方ならジョブズが嫌がりそうなことだと想像できるものでしょう。また絵文字入りメールが日本の全キャリアで送受信可能になったのは、iPhone 3G発売から約1年が経とうとする2009年6月1日でした(ウィルコム、イー・モバイルが2009年1月、auが2月、docomoが6月)。

iPhoneをもっていない方の中には、いまだに絵文字が使えないと思ってる人は多いでしょうし、ケータイメールが使えない(または問題がある)と思っている人も多いでしょう。初期に根付いた印象は、(上記のような努力を積み重ねたとしても)そう簡単に覆えらないのです。単に販売時の釣り口上のために行っているのではないことがわかります。またMMSが3.0リリース日から使えたことに対して、日本ではむしろ当然のように受け取られていますが、ソフトバンクではこれに向けて夜間工事を繰り返して準備を整えていました。逆に、Appleのお膝元アメリカ(AT&T)ではまだMMSが使えない状態が続いています。β配布が始まった3.1に対して、AT&Tユーザーの関心はこのMMSにあるようです。

この1年間にソフトバンクが努力してきたことは、こうした目につきにくい実に地道なところであったことを言いたかったのです。

単にスマートフォンが耳目を集めているから販売するのではなく、日本では発展途上のスマートフォンを活かす為にまだまだ未整備な環境を整備し、制度改革を行い、絵文字など日本のケータイ文化で求められるものを装備させる。こういった取り組みをおこなってこられた原動力がどこにあったのかを明らかにすべきだと考えたのです。

続いて7位は手書きメモアプリFastFingaの紹介でした。元々縦書きバージョンの「Tanzaku」を開発したCatalystwoによるいわば欧米圏ユーザー向けのアプリでしたが、かなりの人気記事となったようです。

8位と10位は、新型iPhoneであるiPhone 3GSの発表と、それに伴うソフトバンクでの価格(実質負担金額)発表でした。iPhone 3GSの隠された高性能については、すでに先月の記事でも幾度か取り上げてきましたが、今後特にゲームベンダーの手によりグラフィック性能のポテンシャルが明らかにされていくと思われます。

※恐らくですが、現時点で出てきているデモはほとんどがOpenGL ES1.1を利用したものであり、3GSの性能をフルに発揮するOpenGL ES2.0を活かしたゲームが出てくると共にさらに驚異的な差が明らかになってくるのではないかと考えています。

9位は、初代iPhone発売開始から丸2年たった時点での、主要ニュースサイトやゲームサイトを中心にチェックが必要と思われるサイトをまとめた記事です。月末に書いた記事ですがかなりの人気となったようです。まだまだ取り上げたいサイトもたくさんあったのですが、かなり時間をかけて絞込み、最小限の必読リストにしてみました。

以上、6月を振り返ると、1年ぶりのメジャーアップデートであるiPhone 3.0や、新型機iPhone 3GSの発売に押され、アプリやゲームについては少しリリースが弱まった感がありました。また、発売後一気にリリースされるかと思われた3.0対応アプリ/ゲームですが、こちらも審査状況なのかそれとも対応が大変なのかがわかりませんが、少しリリースが遅れているようです。半月が経過したにも関わらず、未対応のままのものや、AppStoreから取り下げを行うアプリも出てきているようです。

しかし忘れてはならないのは、iPhone OS 3.0で開放されたAPIや、Dockコネクタ開放などの成果はこれから少しずつ出てくるはずであり、周辺機器の充実や対応アプリの登場でさらにiPhoneの世界が変化していくと想像されます。

また、ネイティブアプリだけではなくMobileSafariの拡張も行われた成果が、少しずつ各サイトで対応が行われることで明らかになってくるでしょう。専用アプリだけでなく様々な場面でGPS利用のアイデアが生かされていくでしょうし、HTML5/CSS3をさらに大胆に利用したサイトの登場も期待されます。

それでは、これくらいで6月の振り返りを終わりましょう。

日頃の当ブログへのご愛顧を深く感謝すると共に、今後とも何卒ご愛読いただきますようお願いいたします。

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